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2018.07.12

空の祈り

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日暮れの空が、息を飲むほど美しい。

一瞬一瞬変化していく空の色。雲の形。頬をなでる風。

心を奪われ、「うわあああ」と、何度も何度も見上げてしまう。

記録的な豪雨により、

全容を把握できないほどの被害が広がる西日本地域。

ニュースをつければ目に飛び込んでくる被害者の方の表情に、言葉に、

悲しみが込み上げてくる。

どんなにやるせない気持ちを抱えているのだろう。

どんなに不安なことだろう。

どこで起こってもおかしくない自然災害だった。

ぜんぜん他人事じゃない。

そんな状況でも、

この時期の空は、変わらずに美しい。

変化し続けていくのが世の常なのだから、今の状態も変わっていく。

「顔を上げて。空を見上げて」と、

空が祈りを込めているのか。

一日でも早い穏やかな生活が、

なんでもない、そしてかけがえのない平凡な日々が戻ってきますように。

一人ひとりの尊厳が守られますように。

どうか、どうか、気を落とされずに。

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