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2018.04.07

中平卓馬氏との再会

今日、面白いこと、

ドキドキするくらい驚いたことがありました。

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『きわめてよいふうけい』

写真家ホンマタカシが捉えた、

写真家中平卓馬氏の日常 ポートレイト・ムービーへ。

中平卓馬氏という写真家のなんの情報もなく、

この1枚をCASE TOKYOさんのHPで拝見して、気になって行ってきました。

中平卓馬氏、その本人が画面に映った瞬間、

んんんんん?

あの体つき、あのメガネ、あの表情、

子どもの頃の私の記憶の中の、あるおじさんと、よおおおおおく似ている。

そのおじさんもカメラ片手に持って、近所を歩いていた。

いつも、とっても、機嫌よく。

小学生だった私と妹は、

学校帰りに度々遭遇し、

「今日会ったよー」

「写真撮らせてって言われたよー(妹)」

「えー!」

そんな会話をよくしていた。

ムツゴロウさん似のカメラおじさん。

赤いカメラストラップのバンダナを頭に巻いたおじさん。

昼間におじさんが、ニコニコ顔でカメラ片手に

土手からひょっこりでてきたり、自転車に乗ってこっちに向ってくるのですから、

子どもにとってはちょっとコワイというのが正直なところ。

まあ、そのおじさんによく似ていて・・・。

カメラ片手に、機嫌よく自転車をこぐ中平氏が・・・!

「うわあああああ、本人だぁぁぁぁぁぁ」

ココ☜には、

「自転車で毎日写真を撮りに行くという中平の姿も捉えていく。

そこには中平の日常、“きわめてよいふうけい”が広がっている」とあります。

その中平氏の日常、“きわめてよいふうけい”に、

リアル自転車散歩の日々に、私たち姉妹は何度も何度も遭遇していたわけです。

出くわした時の空気感、スローモーションで時が動き出すような感じというか。

ずっと昔のことなのに、今でも鮮明に覚えています。

その場所で、今は私が自転車散歩しながら写真を撮っています。

いつも、とっても、機嫌よく。

写真を撮り始めた数年前、

「そういえばあのおじさん、どうしてるんだろう」と

脳裏をよぎったのを思い出します。

残念ながら3年前に亡くなったそうですが、

ちょうどその頃、私は写真を撮り始めたのかなあ。

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映画の最後、

逗子の眩しいくらいのきらきらした海で

ただカメラを持ち、ただそこにいる中平氏が、かなり長めに映しだされる。

それが、なんとも言えない愛おしいシーンだった。

ホンマさんの愛かもしれない。

私の中の愛かもしれない。

それは、“きわめて愛おしいふうけい” だった。

*写真は2枚とも、中平氏を含んだ “きわめてよいふうけい” にて撮影。

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