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2009.06.15

本物の暗闇~DIALOG IN THE DARK~

みなさんは、「本物の暗闇」を体験したことありますか?

リリースされたばかりのYoga of lifeのメルマガでちょこっと紹介させていただいたこと、

ここで、もう少し詳しくお話します。

たとえ、夜に電気を消して真っ暗にしたとしても、

私たちの目はそのうち慣れ、そこにあるものの輪郭がぼんやり見えてきます。

それもないのが、「本物の暗闇」です。

クリパルヨガティーチャーのごうちゃんこと、合津静のお誘いをうけ、

参加型の、あるソーシャルエンターテイメントで「本物の暗闇」を体験してきました。

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DIALOG IN THE DARK

まず、手ぶらになった代わりに白杖をもち、数名で暗闇に入る準備をします。

注意点。

□杖の持ち方、使い方。

□何かを触るときは手の甲で触る。(指が目などにはいるのを防ぐため)

□声でのコミュニケーション。(自分がいることや、何かあることなどを伝える)

「なるほど、ふむふむ。」

さあ、いざ暗闇へ!

アテンドをしてくれるのは暗闇のエキスパート、視覚障害者のSさん。

「え・・・、こんなに暗いの?」その後、しばしの沈黙。

「・・・・・。」

100%の暗い闇に投げ出され、それに驚き、集中、様子を伺う参加者たち。

すると・・・

チチチチという鳥のさえずり、水の音、ザクザクと地面を踏みしめる音が、

耳に届くのに気づきます。

やわらかい風が頬にあたり、耳へ、首筋へと伝わっていきます。

すべてがいつも感じるよりスローモーション、ありのままの速度で感じでいきます。

暗闇に入る前も静かだったはずなのに、

ここにいるとさらに、その場の、その空気の、静けさに気づきます。

私の胸の鼓動までが、周りの人たちに聞こえてしまいそうなほど。

深い、深い静けさです。

「えりこ、座ります。」といってしゃがみ、足元の葉を触ります。

「あ、乾いてる。土がついてる。」そして、爪の間にその土が入るのも感じます。

「○○、池をみつけました。」

アテンドSさん「何かいますか?」

みんな「ええええーー、なんかいるのおお!?」

盛り上がります。

その後もブランコに乗ったり、お茶したりと、暗闇の冒険は1時間半続きました。

「本物の暗闇」

私たちの感覚は日常よりも研ぎ澄まされます。

次から次へと押し寄せる数知れない現象を、

聴覚、臭覚、味覚、触覚のアンテナを通じ、より繊細に感じます。

同時に、こころで起きていることにも意識が向かいやすくなります。

「本物の暗闇」の中で、自分の視覚以外の感覚と、心でものを見ようとします。

いかに、視覚に頼っているかを痛感せざるをえませんでした。

暗いということだけで、および腰になり、気づくと一番後ろにいる私。ははは。

不安なんだけど、どこかわくわくしていたり、

記憶にあるものに触れたり、匂いを嗅ぐと、

「あ、グレープフルーツ!」とちょっと興奮、安心したり。

そして、何よりも声のコミュニケーションの大切さに気づきます。

私と他者。

私と他者の存在、つながり、その安全のためのコミュニケーションでした。

すべてが、自分と他者を尊重し、思いやる必要不可欠なやりとりでした。

それを信じることで、暗闇でも安心していることができました。

「本物の暗闇」から解き放たれた今、思います。

はたしてこのコミュニケーションは成り立っている?

そのふたつのバランスはどお?

「ここが坂になってます。気をつけて。」

「あ、ドアがあります。」というコミュニケーションに比べ、

「えりこ、○○です。」って、ずいぶん少なめ。

「自分を尊重するの、表現するのを忘れてるなあ・・・」と気づかされます。

やっぱり。

この体験、まるでヨガの練習をしていたようです。

何かを体験することって、自分を体験することって、

すべて生きていくためのトレーニングです。

気づくことが押し寄せます。

明るくたって、暗くたって、もっと自分を表現して大丈夫。

ゆだね、信頼する選択もあるんだよ。

それは、ずっと、ここにあるんだよ。

暗闇で、そしてこの明るい世界で感じました。

スペースを自分にたっぷり与えて、

もっと、もっと、もっと、恐れず勇気をもって歩いていこうと決めました。

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暗闇後、薄暗い中で、どんな体験だったかを仲間たち(参加者)と話してから、

アンケートを書き、各自解散。

シェアリングとジャーナル!

ごうちゃんと私のコミュニケーション、シェアの積極的なこと、

ジャーナルを書くのにちょっと時間が必要なことは、いうまでもありません。

ははは。職業病か・・・!

さらにごうちゃんマンは、

「あ!ここがキラー通りっていうんですか!?」って、ねえ。

「そうだよ、写真撮っておけば」っていったら、

ほんとにキラー通りの看板をパチリ。

そんなごうちゃんとの来月のふたりヨガが楽しみです。

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コメント

ごうちゃん、新鮮な体験だったよね。

週末の7000円はありえない!って言ってたのに、
出てきてから「7000円ありだね!」に変わったのはおかしかったね。はは。
他の国でも参加してみたいなー。
また違うコミュニケーションが展開される!
その前に、もう少し日本でウォーミングアップしよっか。
いざ、キラー通りへ!

投稿: くらもとえりこ | 2009.06.20 17:33

私も、視覚でとらえない分、
自由を感じると同時に、
何かに安心感を求めるために、声が自然と出てた気がします。
ちなみに、キラー通りには、一人じゃまだたどり着けなさそうです~coldsweats01
えりこさん、また一緒行ってください!

投稿: ごう | 2009.06.19 11:44

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