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2009.01.06

シニアヨガで気づくこと

「私にできることなんて、あるんだろうか?」

目の前には、人生の大先輩です。

埼玉県某市から依頼をうけた、シニア対象のクラスに、

トシさん(三浦徒志郎)とともに参りました。

参加者が部屋に入ってくるとすぐに、

感じること、気づくことが、次から次へと泉のように押し寄せました。

私の五感はひっきりなしに働き続けました。

長く人生の経験を積んできた光があります。

懐が深く、

あるがままを受け入れているのがあたりまえのような、

落ち着いた余裕のようなものを感じます。

ひしひしと、おひとりおひとりの叡智を感じていました。

はっきりいって、参りました。

そして、そこでのトシさん。

70代~80代の参加者に向かい、飄々とリードしていきます。

まず、人生の先輩を尊重して、

よおおおおおく観て、

愛情深く、

丁寧に進めていきます。

いつもとかわらないトシさんです。

内容は高齢者が対象なので、ヨガのクラスというよりも、

ゆったりと行う体操のようなものです。

トシさんのクラスは、いつも、とてもシンプルです。

クリパルセンターで、

トシさんのクラスを受けたことがあるアメリカ人の友人も、

「He is simple.」と言っていました。(英語でもシンプル)

それが、さらに、シンプルなんです。

参加者は、

私たちとは生活リズムも、ペースも、中心にしているものも、

当然、今まで生きてきた時代背景も違います。

しっくりとくる言葉も違います。

トシさんは言葉も彼らがしっくりとくるようなものを選びました。

それをこともなげに、すんなりと。

欲張らずに、多くのものを手放しました。

最近よく思うことがあります。

クリパルヨガの歴史において、当初はグルがいました。

そのグルが1990年代初頭に去り、

残った人たちは目指す星のようなものが消えました。

グルがいたのに、いなくなった。

決定的な違いです。

大きくもがき苦しみ、

路頭に迷ってしまいそうな-いってしまえば、消滅してもおかしくない―

時期があったと想像します。

でも、それでもその場に踏みとどまり、模索し、

新たな一歩を踏み出していった先人たちがいます。

彼らがいたからこそ、

今のクリパルヨガがあります。

クリパルセンターがあります。

その豊かな学びの場は、

今もなお、健全に変化し続けるその場は、

そうした先人たちの探求の結晶なんだと。

そして、日本には、

クリパルヨガを広めようと、30年間コツコツ地道な努力を続けていたトシさんがいます。

そしてその後に続く私たちがいる。

これはリレーなんだ。

終わることのない、でも方向性がはっきりとしたリレー。

クリパルヨガに関わる人すべてが、そのランナーです。

私は、先人たちの培ってきたものをしっかりと正しく受け取り、

自分の体験を通して、丁寧に、焦らずに、欲張らずに、

私の母国、日本で耕していきます。

人生の大先輩を目の前に、同じことを感じました。

私たちが、バトンを受け取り、この後を受け継いで歩んでいくんだと。

私の心に、静かに、強いともしびが宿ります。

あと7回、大切に、この体験を育んでいきます。

今ここにいられることに、心から感謝して。

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